債務整理コラム

スムーズな過払い金請求方法

過払い金の請求は当然の権利として行えるものですが、請求から解決までには一般的にどのくらい時間が掛かるのでしょうか?そもそも、なぜ過払い金は発生するのでしょうか?今回は、過払い金が発生する仕組みや過払い金請求に掛かる期間について解説します。

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過払い金が発生してしまうのはなぜ?

過払い金が発生する原因は、利息制限法と出資法という法律が関係しています。

現在の利息制限法では、金利の上限は15~20%に定められており、その上限を超えた金利は無効になるとされています。一方、改正貸金業法が完全施行される前の出資法では、金利の上限は29.2%とされており、これを超えた場合に罰則が課せられていました。29.2%以下の金利の場合、刑事罰にはならなかったのです。

この20%~29.2%の金利の差はグレーゾーン金利と呼ばれています。貸金業者は、グレーゾーン金利での金利を設定していたため、その利息分が現在の過払い金の対象になっています。消費者金融に限らず、クレジットカードのキャッシングなどでお金を借りた場合にも、20%を超える金利で貸付けされていた場合には、過払い金が発生している可能性があるのです。違法金利に対する利息分は、過払い金として返還してもらえるお金ですから、しっかり対策をして必ず返還してもらうという姿勢で臨むことをオススメします。

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一般的に過払い金請求にかかる期間

過払い金の請求にかかる期間は、だいたい3ヶ月から半年以上はみておいた方が良いようです。和解できるかどうかや、訴訟の有無も関係しますし、賃金業者によっても期間は異なります。交渉して和解する方向で、大体4、5ヶ月くらいが平均です。より多くの金額を回収しにいくために裁判をする場合には、さらに時間がかかるため、大体6ヶ月から8ヶ月くらい掛かるようです。数日で簡単に戻ってくるというわけではないので、しっかりした対策をしておくことが必要でしょう。

また、このような業者は法律を無視しているため、個人で闘おうとするのは難しいです。過払い金の有無を個人的に調べることは出来ますが、本格的に請求する場合には、専門家の手を借りた方が良いでしょう。個人で立ち向かうには、多くの時間と労力が掛かることですが、専門家ならしっかり対処してくれるので安心です。一人で抱え込まずに、信頼できる専門家や事務所を探してみましょう。

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賢い事務所の見つけ方

過払い金請求をプロに依頼するには、実績があり信頼できる事務所を賢く選択することが大切です。特に、債務整理の方法の一つである任意整理をするにあたっては、返済期間をどれだけ長く伸ばすことができるのかが事務所選びの一つのポイントになります。

任意整理の返済期間が、3年以下という事務所は選ばない方が良いでしょう。5年で60回というのも普通です。ジャパンネット法律事務所は、実績豊富で確かな交渉力があり、過去には返済期間5年以上120回という交渉実績があります。自分と業者の間に入って、しっかり交渉してもらえる事務所を選ぶことで、その後の結果が全く違うものになります。自己破産や個人再生に関しても、専門家がスムーズに書類作成業務を行ってくれます。

一般的に弁護士に依頼するというイメージがあるかもしれませんが、自己破産や個人再生は基本的に書類作成業務ですから、司法書士でも問題は無いので安心して依頼してください。過払い金の請求に関しても、ジャパンネット法律事務所は100%取りにいく姿勢で行ってくれますので、心強いですね。メールや電話での無料相談で、話をじっくり聞いてもらうことも出来ますから、安心してプロに頼むことが出来ます。

よく、知り合いの弁護士や司法書士を紹介してもらおうと考える人がいますが、債務整理に関しては、やはり実績があり、その分野に特化したプロに依頼した方が後々の不安が少なくて済むでしょう。安易に知り合いに頼んでしまうことは、意外とリスクが高いのです。

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