債務整理コラム

正しいお金の使い方を学べば、借金生活から脱出できる 2

3 債務整理への偏見はもう忘れよう

人にはそれぞれ事情があります。借金をして返せなくなるのは債務者が悪いのではありません。たまたまです。偶然なのです。それで債務整理をしても誰も気にしません。自分から吹聴しない限り、知る人もいません。

なのに「債務整理は恥ずかしい」と悩んでしまう。悩んだあげく、さらに取立をされる。自分よりも十歳、二十歳も若いサラリーマン、ときに女の子から取立をされて思わずムカッとする。「若いくせになんだ、その態度は」と口に出してしまう。

そうなると今度は取立をした人を怒らせてしまう。「ちゃんと話をしてくれれば聞いてあげたのに。お金も返さずに開き直るなんて。もう徹底的にやってやるから」と思わせてしまう。それによってより一層悩んでしまう。

これは悪循環の典型的なパターンです。この原因は、債務整理への偏見によるものです。 時代は変わっているのです。思い返してみてください。20年、30年前は東京から九州まで旅行するのに寝台特急を利用するのが一般的でした。でも今は飛行機に乗って3時間で到着します。20年、30年前の携帯電話といえば、アタッシュケースくらいの大きさがあって、証券会社の役員が持ち歩くのが一般的でした。でも今は子どもでも持っているのが当たり前の時代です。

債務整理も同じです。債務整理は悪いものでも、恥ずかしいものでもないのです。いやな思いも一切しません。なんでも自分で好きなようなかたちで借金を減らすことができるのです

債務整理で変わっていないもの。それは一つだけ。響きの悪さです。自己破産というとすごく響きが悪く聞こえます。なぜか。それは政府がわざとその響きを残しているためです。

一昔前ならばいざしらず、自己破産であっても今や時代の捉え方が違います。すべての借金を帳消しにした上、100万円未満の現金を持つことができます。身の回りの生活必需品は全部そのままです。冷蔵庫も洗濯機も電子レンジもベッドもそのまま持ち続けられます。借りているアパートやマンションを追い出されることもありません。仕事も今のまま続けられます。しかも探偵でも雇うか、自分から言ってまわらない限り、周囲の誰もその事実を知りません。

借金を返せない債務者からすれば、至れり尽くせり。何一つとしてデメリットがないのです。だから政府はせめて悪い響きだけは残そうと「自己破産」の名称を残している。ここまで時代は違うのです。

4 借金で悩んだときは、無料相談を徹底して使い倒そう

悩まない。それが借金解決のキーワードです。一人で悩んでも選択肢が限られます。選択肢を広げようとインターネットや書物で知識を得れば、ますます間違った選択肢が増えるだけです。

なぜならインターネットのほとんどのウェブサイトでは、借金は他人をおもしろがらせる格好のネタだからです。当所のように債務整理を専門にしていない人間であれば、下世話な大衆雑誌並の笑い話を書き連ねるに過ぎません。逆に書籍で得た知識は、とても偏りすぎていて使い物にならないか、さもなければ教科書のようにまったく融通がきかないものかのどちらかになってしまいます。

では、どうすれば良いのか。答えは1つ。信用できる専門家に相談することです。専門家ではありません。信用できる専門家です。今の時代、借金の整理を専門にする弁護士・司法書士は世の中にあふれています。でも、信用できるかどうかは定かではありません。

今や借金の整理の相談に関してはどこの弁護士・司法書士事務所も無料です。だから、片っぱしから相談してみるのも良しです。借金の悩みを一人で抱えるよりも、たくさんの専門家から適切なアドバイスを受けられる方が良いに決まっているのです。

ただし、気をつける点が一つ。大手だからとか、有名だからという思い込みで事務所を決めてはなりません。それで委任をして後々後悔をした債務者も過去にはたくさん存在します。

他人の悪口はいいたくありません。しかし大々的にCMを流したり、電車の中吊りなど、いたるところに債務整理の広告を打っていたりする大手弁護士事務所でも、過去に借金の整理の委任を放置して弁護士会から戒告を受けているような問題の多い事務所も少なくないのです。

どこが信用できるのか。何を基準に選べば良いのか。いざ借金の整理を考えても、次にぶつかる壁は法律・法務事務所選びです。当所は20年以上、借金の整理を手がけている老舗の司法書士事務所です。どこと比較されても一切遜色のない事務所であると胸を張って堂々と断言できます。まず当所を借金整理の基準として考えていただいて、まったく問題はありません。その上で他所にも存分にご相談してみてください。

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