債務整理コラム

借金がかさむと悪い事柄が次々起こりやすい

借金が嵩むと悪い事柄が次々起こりやすい

これはウソのような本当の話です。シン・イストワール法律事務所ではこれまで20年以上もの間、サラ金問題を中心にさまざまな借金問題の解決に尽力してきました。ここに至るまで、三万人を優に超える債務者の生活の再建に尽力してきたとの強い自負心があります。
この経験に裏打ちされた事からお伝えするのですが、借金と言うのは百害あって一利なし。一つも良い事などありません。一万円の手持ちがあって、たまたま百円を人から借りたと言うのであれば、それはすぐに返済できるのですから問題はないでしょう。

しかし、月の給料が20万円なのに100万円の借金をした。しかも金利は年に18%にも及んでいる。もしこの100万円の返済を放置してしまうと一年後には約120万円。一ヶ月分のお給料がまるまる金利で消えていってしまいます。

そう考えると、この借金は非常に厳しいものです。借金の返済が苦しくなるのは目に見えている状態で、実際に苦しい状況に直面する。そうなると今度はこの借金の返済のためにまた借金をしてしまう。紛うことなき多重債務の借金地獄です。

返せないお金がどんどん増えてゆく。自分ではもうどうにもならない。このちぐはぐな状況に陥ると、債務者は急激に自由を奪われたような気持ちに陥ります。

この一番わかりやすいものが人間関係です。借金で生活が苦しくなると、これまで良好だった人間関係に急激にヒビが入ります。気づけば周囲から孤立していたり、もしくは自分の方から人との間に距離を置いたりするでしょう。最悪であれば蜘蛛の子を散らすように周りが逃げていったり、悪い噂をまかれたりする事もあり得ます。

物質的であれ精神的であれ、人は自分にメリットがあるからこそ親しくします。逆にデメリットしかなければ距離を置かれたり、あからさまに遠ざけられたりする事も仕方がないとも言えます。しかし、当然気分の良いものではありません。

またお金がなくなると気持ちに余裕がなくなる分、性格がやっぱりキツくなりがちです。そうなってしまうと、知らず知らずのうちに自分が原因で人付き合いが悪くなっている事も十分あり得るでしょう。

以前、大きな不動産をたくさん持っている年配の女性の方がいました。いつも明るく、思いやり深い態度で周囲に接していたため、彼女に関わる誰しもが好意的に彼女に親しんでいたのです。

ところが、この方は事業で大失敗し、資産の全てを喪ったばかりか、多額の借金まで背負わされました。事業に成功していた頃と失敗した後、双方で一度ずつお会いした事がありますが、かつての笑顔はどこへやら。こちらが何かをお伝えするたびに、睨みつけるような目つきで、口の中で不満気な言葉をブツブツとつぶやくのです。

この世の何もかもを怨んで止まないようなその態度に、これでは周囲から孤立するのも仕方がないだろうと言う思いとともに、かつての愛想の良い彼女の態度を思い出してとても悲しい思いをした記憶があります。

人と言うのは大体自分の人間性と環境が一致します。周囲を怨んだり、憎んだり、借金問題で悲観ばかりしていると、舞い込んで来る話も大抵がまずひどいものばかり。たとえばヤミ金業者のDMやら詐欺師からの電話など、引っかかってしまえば、即座に人生が終わりかねないような連絡ばかりが来るものなのです。

しかしそれもむべなるかな。ヤミ金やら詐欺師やらと言った犯罪者は動物と同じです。ハゲタカやらハイエナやらは、弱っている動物を見つけて、根こそぎ食らってやろうと群れで襲いかかってきます。

さらに健康問題なども生じます。生活に無理が生じれば、糊口をしのぐために睡眠時間を削って夜勤をしたり、栄養の偏った食事を取ったりするため、病気にかかる人も少なくありません。

このように借金が嵩んでくると芋づる式に良くない出来事が次々と生じてきます。繰り返しますが、お給料が20万円で、たまたま人から1000円を借りたと言うのであれば、それは問題ありません。

でも返済が苦しいなと感じたのであれば、それは注意信号です。そして返済のために借り入れをする段階になってしまったのであれば、まずはジャパンネットの無料相談をしてみてください。完済できるかどうか。生活の質はどうなるのかなど、細かくゆっくりとご相談に応じます。

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