破産申立に至った事情006/女性
申立人 ○○ ○○
一、学歴
昭和54年 2月 | ○○○○中学校 卒業 |
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昭和54年 3月 | ○○○○高等学校 入学 |
昭和57年 2月 | ○○○○高等学校 卒業 |
二、職歴
昭和58年 7月 | ○○○○○○○○ 正社員勤務(販売員) |
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月給約25万ウォン(ボーナス夏、冬合計約20万ウォン) | |
昭和61年10月 | 退職 |
平成18年 5月 | 株式会社○○○○○設立 代表取締役 |
平成18年 8月 | 焼肉店 ○○ 開業 |
平成19年 5月 | 同店 閉店 |
平成19年 9月 | ○○○○○株式会社 パート社員勤務 |
月給約18万円(ボーナス原則なし) | |
現在に至る。 |
三、結婚・離婚歴
昭和62年 5月 | ○○○○と婚姻する。 |
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離婚歴はなし | |
現在に至る。 |
四、親族の援助等
親類、縁者、知人等に借入れの申込みをしたが、断られました。
五、借入状況及び当時の生活状況
1. 平成14年7月頃、株式会社クレディセゾンで当初30万円借り、生活費に充てました。夫の経営する焼肉店の売上げが減少し、収入が減ったので生活費の不足を解消するために借入れをしました。
2. 平成17年11月頃、CFJ合同会社で当初40万円借り、生活費及び返済に充てました。夫の経営する焼肉店の売上がさらに減り、また夫の身内が自己破産したことで連帯保証人になっていた夫が負債を抱えたため、生活費の不足の解消と返済の為に借入を行いました。
3. 平成18年9月頃、横浜信用金庫から300万円を会社名義で借り、焼き肉店の新規出店、店舗工事費の不足分に充てました。夫は既に会社を設立している状況だったため、自分が代表取締役として平成18年5月に会社を設立し、夫を実質的な経営者として平成18年8月に焼肉店を新規出店しました。新規出店にあたっての不足分を平成18年9月に横浜信用金庫から会社名義で借入し、自分は連帯保証人となりました。
4. 平成18年11月頃、株式会社三井住友銀行(代位弁済者:プロミス株式会社)から100万円を借り、生活費及び返済に充てました。焼き肉店の経営は厳しく、毎月赤字続きで苦しくなりました。借入したお金を生活費及び返済に充てました。
5. 平成19年1月頃、プロミス株式会社から当初50万円、ネットカード株式会社から25万円を借り、生活費及び返済に充てました。焼き肉店の経営は厳しい状況が続き、生活費及び返済に回すお金が足りない状況が続きました。
6. 平成19年3月に横浜信用金庫から100万円を会社名義で借り、店舗家賃の支払に充てました。この時点で店舗の家賃2ヶ月分(約90万円)滞納していました。その他の支払いも滞納し、生活費も足りませんでした。経営の立て直しを試みるも上手くいかないという状況が続きました。
平成18年8月に焼肉店を出店し、平成19年5月に閉店と営業期間約10カ月、売上が目標どころか店舗維持の売上にも届かず、家計も支える事が出来なくなり、この間、借入金で凌ぎ、必ず店の経営が良くなると信じ、やってきました。気が付けば借入金も多額になっており、借入金の支払いや、店舗維持費、生活費の為に借入れを繰り返し、最後は借りられなくなり、店の経営、家計も苦しくなり、生きる事に息詰りました。家族5人がこの先、どうしたら生活出来るかを考えた結果、本件を申立てするに至りました。
六、現在の生活状況及び心境
現在の生活状況は夫婦共働きで、子供達の将来を思い、働いております。借入金を返済出来ず、各債権者の方には本当に申し訳なく思っております。又最後まで、働いてくれた従業員にもすまない思いです。今も、悔やむ気持ちが消える事がありません。今後同じ事が繰り返す事のないよう、日々反省をしております。