再生申立に至った事情009/男性

申立人 ○○ ○○

借入状況及び当時の生活状況

1. 平成19年2月,オリコより当初2万円で借入れをし,生活費に充てました。急な出費などで手持ちの現金が少なくなり,生活費のために借入れを始めたと記憶しております。その後,平成22年5月に一旦完済しておりますが,その際の費用は妻の両親が援助してくれました。住宅購入を考えていた際に,借金があると住宅ローンの審査に良くないとの事で,妻の実家が気を遣ってくれました。

2. 平成22年6月,家を購入するため,埼玉りそな銀行にて総額2,850万円の住宅ローンを組みました。当時年収は430万ほどあり,妻も収入があったため,家族3人で暮らしていくには問題ないと思い購入を決意しました。

3. 平成22年7月,埼玉縣信用金庫にて300万円を借入れ,住宅ローンの不足分を補填しました。

4. 平成22年7月,楽天カードを作成し,新居の生活用品を購入するために使用を始めました。またほぼ同時期に埼玉縣信用金庫の当座貸越ローンも開設して,新生活に伴う費用の補填に利用しました。そしてその後も生活費で,継続使用するようになりました。

5. 平成22年9月,JCBでカードを作成し、当初5万円を借入れて生活費に充てました。

6. 平成23年5月,埼玉縣信用金庫より当初10万円を借入れ,車検費用に充てました。

7. 平成23年6月,楽天銀行にて当初20万円を借入れ,生活費と返済に充てました。

8. 平成23年7月,家計の足しになるかと思い,太陽光発電システムとオール電化に踏み切り,セディナと立替払契約をしました。しかし思いのほか,発電の見返りは少なく,家計を大きく圧迫してしまう事態となってしまいました。

9. 平成23年11月,シンキより当初20万円を借入れ,返済に充てました。

そして平成24年2月頃になると返済するだけで精一杯になり,その他の出費に回す余力がまったく無くなってしまいました。そのため再起を期すべく債務整理を決意し,司法書士に相談をし,負債総額を調査したところ,夫婦での任意返済が厳しい状態と分かり,将来の生活設計を考慮した結果,本件申立てをするに至りました。

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