保証人の方の債務整理−連帯保証人や保証人の方の借金や債務整理の事例
保証人の方の借金や債務整理の場合、通常連帯保証人であることが多く主債務者と同等の返済責任が発生し、どちらから返済を迫っても構わないことなどから、債権者からの督促や請求も時には返済が困難になった主債務者以上に保証人に対して執拗に行われることも珍しくはありませんので、主債務者と連携して債務整理をおこなうか、あるいは主債務者の保証人に対する誠意が乏しいのならば、主債務者とは別に保証人単体での保証人としての債務整理が必要となります。
事例紹介
中村さん(42歳、男性、新潟県新潟市、義父の保証人)の場合
運送会社にお勤めの中村さんは数年前に妻の父が経営する印刷会社の形式上の役員になり、それと同時に印刷機器導入のリース契約の連帯保証人と商工ローン複数社からの追加増額融資の連帯保証人になったが、経営悪化のため返済が滞りはじめ、債権者からの督促が連帯保証人である中村さんのもとに連日来るようになり、主債務者である義父に相談をしたが、自身で前向きに解決しようとする言動も少なく、保証人である中村さんが義父と自分の債務整理に動きました。
- 債務整理前
- 商工ローン3社から事業ローン総額700万円
リース会社2社から印刷機器リース総額1200万円 - 債務整理結果
- 過払い返還をともなう任意整理により総額300万円まで減額の後
月々3万円×無利息100回払いにて完済 - 債務整理後の生活
- 運送会社を退職し義父の印刷会社を手伝っています。