自己破産体験記:きっかけ【依頼者からの借金体験記】

私は４０代、主婦です。３０歳後半で自己破産しました。どうして借金生活になったか、訳を書いていきたいと思います。私は、高校生で親が離婚しました。父は相当な毒親で、母も、もうかかわりたくないと、私が中学生のときに、私たちの親権を放棄して他県に行き行方は知りません。父も離婚すると同時に愛人の元へ走り、住所も知らない状態。みんなで暮らしていた頃も、借金取りからの電話がひっきりなしにかかってくるような家。まだ学生だった私にヤクザ屋さんが「娘なら体を売ってでも金を返せ」と脅されたことも…高校は親戚の家に居候させてもらい、高校卒業と同時に一人暮らしを始めました。一人暮らしは快適でした。借金取りの電話も訪問もありませんでした。少しの間でしたが。しかし、ある日、一枚のはがきが届きました。父が私名義で買い物をした明細でした。就職するときに保証人が要るので、父になってもらっていたので何か使われたのでしょうか・・・今となってはわからないし、もう、どうでもいいのですが。かなりの大金でした。まだ１０代だった私には、どうしていいかわかりませんでした。少ない給料からやりくりして、高額なローンを払い始めました。ただ、まだ仕事は見習い状態。収入も少なく、生活はすぐ苦しくなりました。どうしても今月お金がない。途方にくれた私に消費者金融の広告が目に入りました。たった数万円借りるだけ・・・転落の第一歩でした。