依頼者からの借金体験記

自己破産体験記

司法書士さんとの出会い

又、借金を増やすのは嫌でした・・・私たちは自己破産を決意しました。しかし、どうやって自己破産すればいいのか、まったくわかりません…そんなときに目に付いたのが、司法書士事務所の無料メール相談でした。サイトの感じがよさそうな所を何軒か選んで、まったく同じ内容の相談メールを数社に送りました。返答の早いところ、返答の内容、感じなどを、じっくり読んでその中にとても文章が丁寧なところがありましたので、友達と相談して、最終的にその一社に絞り込んで、一度お伺いしたいことを伝え、予約を入れてもらいました。初回の相談は無料ということだったので、なおさら安心しました。総額が減っていても生活は、まだぎりぎりだったから。綺麗なビルの二階。扉を開けるのは、ちょっと勇気が必要でしたが、友達と二人だったので目と目で合図して二人で扉を開けました。50代くらいの司法書士さんや事務員さん、皆さんとてもフレンドリーで親切に応対してくれました。正直「甘い、帰れ」と言われるんじゃないかとびくびくしていましたので。メールで相談した○○です。と名を告げると、何人かが、ざわざわしている部屋に通されました。おじさん、おばさん、から10代かな?と思われる若い子まで。相談者なのだと思いました。結構たくさんの人がいるんだな・・・と思いながら部屋に入りました。。「書類を書いて見せてくださいね。」といわれ、問診表のようなものに記入、「こんにちは」と先生と助手?の方が入ってこられ、そして相談が始まりました。最初に資料をいただきました。自己破産について、わかりやすくまとめたパンフレットのようだったと記憶しています。現在の借り入れの状況、収入、払っているカード会社や信販会社、消費者金融など、全てを話して、今後の方針を固めます。「あなたは自己破産したらどうでしょうか。」と、先生はおっしゃいました。口を濁す私。私は任意整理にするか、自己破産にするか迷っていました。自己破産という響きが、とても怖いもののように思っていたので。「すぐには決めなくてもいいから、ゆっくり考えてくださいね。」といわれました。それから、その日のうちにすぐ、「今日からゆっくり寝られるようになるよ」と先生は『通知』を、各債権会社に送ってくれました。督促などはできなくなる、と。その後2日ほどは督促もありましたが、やがて止まりました。久しぶりに、借金の返済にばかり、頭を悩ませていた日々が終わりました。電話もならない、誰も訪ねてこない。嬉しかったです。(友人の方は、いわゆる恫喝電話など、あったそうなのですが、すべて無視していいと言われたそうです)

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