債務整理を考えるのが初めての方
多重債務は通常一度その苦しみを味わえば同じあやまちはくりかえさないものですが、実際は二度三度とくりかえす人はたくさん存在します。
初めての債務整理と一番異なることは、初めてではないことを打ち明けた時の債務整理を受けてくれる事務所の少なさと、たとえ受けてくれたとしても初めて債務整理する人とは比べ物にならないほどの扱いの酷さです。
しかし本来であれば多重債務を繰り返す人ほど重症で、慎重に対処しなくては高い確率でまた多重債務に陥り、回数を重ねるごとに借り入れ先の債権者の属性は悪化してゆき、その債権者の属性の悪さがゆえに通常の事務所では対処が難しくなり、債務整理を受けてもらえなくなるという悪循環から抜け出せなくなりがちです。
現に債務相談で債務整理の経験が複数回あることや、ヤミ金等の超高金利業者からの借り入れが多数あることを打ち明けると、いままで話をしていた担当者の声のトーンが急に低くなると思いますし、きっぱりと断られることも珍しくありません。
簡単で手間のかからない債務整理だけしかやらない事務所なのであれば、その様な所で何度債務整理をしても本当の解決にはたどり着きません。
今では一般的に認知された躁うつ病やPDSD等も一昔前までは、人間的弱さの象徴として人々に理解されにくい病気でしたが、借金を繰り返す行為も状況によってはその精神的可能性も十分に考えられますので、根本的な解決をのぞむのであればメンタルケアも視野に入れた債務整理を行える事務所に相談をすることをおすすめします。